シルエットノートキャラ考察
何かも破天荒な行動が多いシルエットノートのキャラクター達。ここでは、勝手ながらシルエットノートのキャラクターの性格や劇中の行動について考察してみます。あくまで私個人の妄想ですので、ファンの方の解釈とは異なる可能性があります。
村上シシト
シルエットノートの主人公である村上シシト。彼のあの達観した性格はどこから来たのか?姉と母に弄られる回数が多いせいで女性に夢を持っていないのか。それとも、初恋である笹原サエを失ったフォックス事件のせいなのか。
シイナも言っていた様に、表ルートの彼が恋愛する姿があまり想像出来ません。しかし裏ルートや追加ルートでのスケイルさんやリクレールにはサユキに比べると態度が柔らかいため、単純に良い相手がいなかっただけであることも考えられます。サユキ死亡時の次回予告では(サユキが死んで)あまり悲しくは無かったと呟きますが、本当に無関心で悲しく無かったとしたら、わざわざ話題にも出さないですから、恐らく彼なりの強がりだと解釈しています。サユキの死亡現場ではリス君に対しての反応も淡白です。やはり彼なりに責任やショックを感じる所はあったのでは。裏ルートや追加ルートでは一転、スケイルやリクレールを庇う熱血漢になります。表ルートと同じくリス君も死亡しますが、リス君に対しての反応も柔らかいので、こちらのルートのシシトが好きな人も2008年当時は多かったですね。
冬村サユキ
次はシルエットノートのヒロイン?
冬村は母方の旧姓。父親と姉をフォックス事件で失いました。中々重い過去を持ってはいるのですが、ゲーム本編ではあまり気にしている様子はありません。
表ルートでは天然でのんびりした性格でシシト達ともあまり絡む描写もありません。(塾とゲームセンターくらい?)二次創作では裏ルートの設定と混ざっているのか、シシト大好き!なキャラ付けをされる事が多いです。
生存ルートでようやくシシトがサユキの趣味に気づく(選択次第では気づかない)ので、本当に本編のヒロインなのかと疑うぐらい存在感が薄い不遇のキャラ。
二次創作機能ではそのキャラの薄さから多種多様なキャラ付けをされます。
(思い出の檻、卒業、紗雪ちゃんシリーズなど)
裏ルートや追加ルートでは駅での場面の後、本州に帰省します。その間サユキを名乗る宇宙人が代わりに登場します。この偽サユキの行動が多くのプレイヤーにトラウマを残す事になるのですが…。それは是非プレイして確かめて下さい。
犬山セト
冬村サユキと同じ高校に通う女子。
シシト達よりも一つ年下で、16歳。
飛び級で高校生になる賢い子です。中学生時代のシシトやリョウヘイ達の後輩なのですが、冬村と同じく描写が薄いです。父親のジェイクがフォックス事件に巻き込まれているせいもあり、徘徊癖のある祖父と二人暮らしをしています。ちなみに寒中水泳が得意。
身体能力や知能だけならシルエットノートの中では一番かも知れませんね。
裏ルートや追加ルートでは魔法使いのシェルティーに変身できます。
シェルティー時は子供の姿に変身するナナシとは違い、大人っぽい姿に変身します。この時は魔王に騙されていたのですが、セトが全く気付かなかったのは意外でした。賢くても人を疑ったりはしない子なんでしょうね。個人的に女性陣で一番好きなキャラかも。
岸リョウヘイ
シシトの中学生時代からの友人で、どのルートでも変わらずシシトの友人です。
ストーリーの中枢に絡む事は無いのですが、ギャグパートにおいてはアルバートと同じく欠かせない存在です。
ボケ役が多い割にツッコミ役が彼と時々セト、リス君だけなので貴重なツッコミ役です。コミュニケーション能力が高いので、リョウヘイがいなかったら恐らくシシトとアルバートの交友関係はずっと少なくなったでしょう。ちなみに父親は料理屋岸を営んでいます。二次創作ではシシト達を支えたり弄られ役になったり主役になったりと大活躍です。
アルバートウェスタリス
アメリカから来日したアメリカ人。 表ルートではシシトが変身した姿のナナシを偶然目撃してしまい、ナナシ(ネコミミ女)を追う痛いキャラになりました。拉致はスポーツという迷言も残します。表ルートとは異なり、裏ルートでは
祖父に怪しい薬を盛られアルバートの意思とは無関係にアナスタシアという少女の姿になります。裏ルートではナナシの存在も知らないので、彼がネコミミ女に悩む事はないのですが…。
何気にシルフェイドシリーズ皆勤賞。